事故の多い県と予防を考える

交通事故の多い県

免許取得後1年間を初心運転者期間といいます。その期間に交通事故を起こした人の数が最も多い県は、車社会ともいわれる群馬県です。平成2年から毎年、初心運転者の交通事故者率全国ワースト1を継続しており、普通免許取得者にいたっては、初心運転者期間中40人に1人が人身事故を起こしていることになります。
事故の原因としては、脇見運転が圧倒的に多く、その次に、運転操作のミス、漫然運転、一時不停止、安全不確認、動静不注視、信号無視と続きます。近年ではスマートフォンの普及によって、スマートフォンを操作しながら運転をして事故を起こすことも少なくありません。また、車両相互の事故形態別に見ると、追突がその6割を占め、出会い頭が2割、右左折時が1割弱となっています。
このような交通事故総量を減らすために、群馬県では、「車間時間2秒運動」、「上州ぴかっと運動」、「かもしれない運動」、「一時停止交差点 3ストップ運動」といった対策がなされています。

交通事故は予防が大切

最近、交通事故での保険金支払いの増加により、自動車の保険料の値上げが続いています。2013年の4月以降の契約について、自賠責保険の保険料が13.5%引き上げられました。自賠責の保険料は2011年にも11.7%引き上げられており、ドライバーにとっては、さらに負担感が増すこととなります。同時に、自動車の任意保険でも値上げの動きが出てきています。これまでは、事故を起こした時、保険の等級が自動的に3段階引き下げられてきました。それが2013年10月以降は3段階の引き下げにプラスして3年間のペナルティが課されるため、保険料がこれまでより4割程値上げとなります。等級によっては5割ほどの値上げとなる場合もあり、負担感から自動車の運転をあきらめなくてはならない人が出てくる可能性もあります。交通事故を起こしてしまうと、3年間は高額な保険料を負担しなくてはならなくなりますから、何といっても交通事故を予防することが重要になってきます。